3:03 pm
猫の足
有馬で出会った、少し太った猫だった
私の足に体の側面を押し付けながら知らん顔して歩いていく
何度も何度もするくせに私の顔を見ない
猫の生態を驚くほど知らない
このまま知らずに生きていくことになるだろう
犬ならこの格好をしたら
必ず真ん中に有るものが見えてしまい
知らず知らずに確認してしまう自分がおり
どんなにかわいい犬であっても私はなんとなく口がへの字になってしまう
かわいい顔も忘れそうになる
ポスターなどでも
よくまあ堂々と
なんて思う私はへんかしら
こないだパグだったか
ぬれていたものが手に当たり
ひぃ〜となった
いやそんなことは
小さいときからいつものことで
本当の犬好きとは言えないかもと最近弱気
雌犬しか飼ったことないから余計にそう思うのか
この世に可愛い雄犬が多すぎる…
猫は見えない
この上なくエレガント