9:28 am

今朝のニュースから。

オグリキャップ有馬記念の走りに泣く。

寝ぼけながらでも泣く。

ちっとも知らなかった。

競馬なのでお金云々もあるだろうけど 

みんなが彼の走りに夢中になるのも少し分かったかも。

石井一(いしいはじめ)という議員がいる。

私が小学生のときから町のあちこちにポスターが貼られていた。

読みやすい漢字だから 小学生でも読めた。

まわりの子たちもみんな知ってた。

顔の大きなごっつい岩みたいなちょっと悪代官のような色黒で精悍というか。

少し経ってから 石井一二(いしいいちじ)が登場する。息子だそう。

顔は覚えてない。父上の顔が強烈なのだよ。

安易過ぎるぜその名前と思った。

私は大人になったころだっただろうか。

今朝 白髪で少し痩せて顔も小さくなってマイクを持つ手が震えていた 石井一を見た。

少し驚く。

あ、石井一とフルネームでそう思って 準備をする手を止めてまでも見たし見たかった。

かつての 力みなぎるといった感じではないけど重みがでているというか。

議員バッチがやけに大きく見えた。

この重鎮がまとめた。などとアナウンスされていた。

若い議員は文句ばかり ストレスいっぱいに総理にあたっていたことに対し

それは恥ずかしいことだ もっと考えをまとめるべきだ と いうようなことを言っていた。

月日が過ぎることをちょっと考えてちょっと悲しくて

また月日が過ぎることを考える暇もない、いや、考えることが怖い日常に戻った。