通勤経路を変えたら出会う猫。
この猫は朝も夜も ほぼ定位置にて住み着いている野良猫。
特に夜 妄想しつつ落ち込みつつ帰り道、急に にゃぁと呼びとめられる。
猫からナンパ。
闇の中からひょいと白いものが現れて 私の足元にまとわりつく。
足の上に乗って温めてくれたりもする。
大概1ブロック一緒に歩いて見送ってくれる様は、まるで彼のよう。
私の横ではなくて、彼は溝の中を歩きます。照れ屋さん。
角っこまで見送ってくれて 私はバイバイと手を振る。
気を付けてお帰り。などと思ってくれているのならうれしい。
朝はどこかの彼女からもらったカリカリを食べていて 横目で私を見ています。