テレビとのその後

テレビのない生活にも慣れてきたこのごろ

とメールに書くと　『私はテレビなしでは生きていけません』と返ってきた。

月日は知らず知らずに経っているけど何も不自由はない。ラジオすらわずらわしくてつけない日もある。実は音楽がなくても生きていける。別に世間と一切かかわりたくない　とか思っているわけじゃないけど、思考が止まってしまうので今は要らない。

私の携帯は　ワンセグでもないし　パソコンも（今のところ）ない。

先日　NHKが来た。

インターホン越しにテレビがないと言うと　あまり信じてないようだった。

よくある　手　なんだろうな。

携帯はワンセグですか　パソコンで見てますか　と聞いてきた。

ないと言ったらないのにー。CATVで調べてもらったら分かります。と訳の分からんことを言ってみた。

テレビ以上に便利で　テレビみたいにおしゃべりじゃない。

携帯のネット機能の存在は　私との日常でいい位置関係を保っている。

最新のニュースが知りたいとき、天気予報が知りたいとき、関心空間が見たいとき、

そういうときだけ接続する。つなぎ放題の設定にしてないからさっさと切る。

あとは　そこらへんに放り投げてる。

都合のいい女　のような　都合のいい機械。

テレビ、別にこれからもなくてもいいかな。と思うようになってきている。

番組の宣伝を見てしまうと　あ、これ見たいなとその時間になると待ち構えてそのチャンネルにあわすけれど（時には　お風呂を済ませてとか。）

あれは　ちょっと味見をしてしまった肉じゃがを全部食べてしまったようなもので、

そういう誘惑も最初からなければ、見逃したーとか　見たかったのにーという絶望感はない。

トップセールスだけは　最初見てしまっていたので最終回も実家で見終わり　もうドラマにも悔いはない。流行には後れてしまうけど　だからといって仲間はずれになるような年代じゃないし、そんなことはどうでもいい。

健康でご飯が食べられたら　それでいい。

私はテレビなしでも生きてゆける。そんなこと考えたこともなかったけど　そんな風に思うこのごろ。