骨とともに(1)

もう、これから喉に突き刺さった骨とともに生きていく。と覚悟を決めたお話しです。

先週の火曜日 夕食時にお惣菜で買ったイワシフライの一口目

骨が呑み込めず喉に違和感を覚えました。

子供の時から魚の骨や魚の焦げやらに結構神経質な方で、

目をすり抜けたとしても口の中でとことん突き詰めて出すのですが

その日はおなかもすいておりテレビ見ながら犬を横目に気にしながらで集中力も散漫でした。

イワシフライと言っても今までの経験上突き刺さるような骨に当たったこともなかったので 

特に意識もせず、あまり咀嚼もしなかったのだと思います。

そうや、ごはん丸呑みと思って2度ほど試みましたが違和感が取れず。

(※調べまくってわかりましたが、これはやっちゃいけないとのこと。)

んーどうしたものかと。

ずっと痛いわけでもなく、10回に1度ぐらいチクリと私を不安にさせます。

もう一度 買ったパックを見直す。

アジでなくイワシ 150円

1口しか食べてないのに捨てました。もう見るのも嫌でした。

鏡を見てもよくわからず、どちらかというと、そんな入り口でなくもっと奥の方

一晩寝て起きたら取れてたりしてーなんて期待して寝てみましたが

また 何かの拍子10回に1度のチクリ=不安

職場に行って おじさんに骨が刺さったことがあるかとか聞いてみたり

なんであの時イワシフライを買ってしまったんだろうと後悔したり

おさかな不足を意識したためにこんなことになって…悔しくて。

ネットでいろいろ調べたり。そんな最中でも、

チクリ=不安

金曜日の朝、耳鼻科に駆け込みました。

ふつうに喉を見て、ないねぇ。となり鼻から内視鏡を入れたのですが

鼻になんか入れられるわ、喉に麻酔をスプレーさるわ

なんかこわさ倍増で 麻酔も苦いし何度もおえってなるし

とにかく喉や鼻に異物挿入というのがほんとに怖いので体カチコチで

先生も ふぅぅ。(扱いにくい患者)って感じで、しゃーしゃーとありませんねぇと言う。

えー痛いんですけど、ここにいるんですけど! と訴えるも

ビデオを見せられ どこにもありません。取れたと思いますといわれました。

医者を疑いつつ、取れた後もしばらく痛いことがあります。と言われても。

変な顔してまだ疑いつつ…職場へ。

またネットで調べていたら、内視鏡にも見えないところで食い込んでしまった骨

というのにたどり着き

チクリ=手術…

くらくらしてしましました。

魚の骨がささって全身麻酔で舌の根っこあたりを切開。

もう考えただけで…たまたま読んだその文献は、切開するも見当たらずまたCT撮ってようやく見つけたとのこと。えーもーほんと勘弁。

チクリ=手術失敗

他にも手術例が出ており、高齢者が多かったけど中には4センチもの骨が刺さってた人も。

途中に文献がでてきます。魚の骨、侮れませんよ。凶器だわ。

http://kininaruarekore.com/archives/...

無理。無理。手術なんて無理よ。舌を切開? 無理よー。

もう、こんなことなら多少の痛みぐらい骨とともに生きていこうと思ったのであります。

つづく