4:14 pm
犬との暮らしも長くなりました。
来月11歳になる犬は、いまだに赤ちゃんに間違えられるくらいの美魔女です。
前の会社のときは朝早くから夜遅くまでずっとひとりっきりで、まぁ犬は寝てるといっても
突然の環境の変化でかわいそうなことをしました。
今の仕事をはじめてからは、6時過ぎに家に着くのでまだ夕日が沈む前で
私にとっても彼女にとってもよかったと思います。
私と暮らしてから 3回手術をしました。
前から気になっていた乳腺腫瘍や避妊手術です。とにかく小さい体(2㎏以下)なので以前骨折して手術を経験したこともあり
なかなか避妊手術に踏ん切りがつきませんでした。そうこういっているうちに乳腺腫瘍が大きくなってきて数もぽつぽつ増え10歳になろうとしていて
もっと高齢になったときの手術よりは、多少気持ちもしっかり持てると決断しました。
この小さな体でこのあたたかい体温で体いっぱい(しっぽちぎれそう)でうれしさを表現してくれる彼女は
どれだけ私を慰め、支えてくれたかわかりません。
私がいなくては、彼女は生きていけない。
犬から頼られるのもいいものです。正直で絶対裏切りません。
だから私も彼女に嘘をつかず、意地悪もせず、誠心誠意尽くしています。
飲みに行くのも減りましたし、一泊旅行もしていません。
(日帰り東京、日帰り鎌倉、日帰り広島…)
鳴けば飛んでいき、夜中にがさごそ音がすれば毛布をかけ、うんちおしっこをしたら褒めたたえ、べっぴんさんやねぇと言いながら毛をとかし…
彼女にとって母と同じくらい信頼してもらえる飼い主でいたいと思っています。
私のスタートが、たまに来る遊んでくれる優しいお姉ちゃんだったので
飼い主と犬という関係ができないのは仕方ないと思っています。
彼女上位であることは、日々いろいろあります。いろいろご意見もございますでしょうが…
とにかく私の上で寝る(くつろぎ時)。私にお尻を向けて寝る(くつろぎ時)。会社に行く前には上目遣いで怒る。
でもこれは1人と1匹のルールみたいになっているので、夫婦にしかわからないことってよく言いますが
私たちにしかわからないこと。彼女も私もお互いに妥協できるところ。で日々生活しています。
先日、今日マチ子先生の 猫嬢ムームを読んだのですが、あら、同じ。
下男と先生は自分のことを言っていますが、私もそのようなものです。
ある日の夜ごはんは、彼女牛肉、私ウインナーでした。(術後免疫力強化のため)
彼女をなくしてしまうことまで考え手術を決断しました。
これが彼女にとっていいことなのか、悪いことなのかが分からなくて
こんな決断を1人でするなんて本当に心細かったです。
彼女のことに限らず これからも私は様々な決断を自分1人で決めなくてはいけません。
大人ですから最終的には自分で決めるんですけど、それでもだれかと一緒に考えたり話したりしたいと
思ったりもします。
今は、少し後ろ足の関節の弱りと目の白濁が気になりますが、
食欲旺盛でピョンピョン飛び回り元気です。
新たに覚えた言葉は
”お姉ちゃん 会社”
”お留守番のおかし”
だと思います。
ぜひ覚えてもらいたい言葉は
”今日は遅くなります”
”明日は休みだからお寝坊してください”
最近は年のせいか 頑固になりましたし朝も早起きです。
食への執着がすごくなりました。
いつまでも元気でいてほしいし、支えてほしいし、支えたいです。