1:12 pm
今年もよろしくお願いします。
お正月1人で過ごしたのは、年末からインフルエンザをこじらせて母にうつしてはいけないと実家に戻らなかった時、ちゃんと日記に書いてますね。
父が亡くなってから、お正月は母を1人にしちゃいけない。となんかそんなことを使命のように思ってました。家族が集うお正月にひとりだなんて、私はいや。私がさみしいことは、母もさみしいはず。
この想いに縛られてもいました。
だから若い頃もお正月に友達と泊りがけでどこかへなんてことは、考えたこともなかったです。
母が亡くなって、真っ先に思ったことは、お正月どうするんよ、私。でした。
どうしようもないんだけど、ずっと家族にこだわってるんですよね。
1人かけてしまった私の育った家族。
2人以上にならず消えてしまった新しい家族。
おじさんがお正月においでよ。と誘ってくれましたが、今年はゆっくりします。とお断りしました。
人生で一番辛いことと幼い時から思っていたことを、経験した私にはもう、これ以上辛いことはないと思うからこれからの私は強いと思います。
でも、毎年訪れるお正月は、どこを見ても華やかな分、これからどの年代になっても家族への想いにチクリと私の心を刺すんだろうなと想像できます。
おせちは、年をとるたびに美味しく感じはじめました。不思議ですね。ひとつひとつの意味をかみしめるのも面白いものです。
近年購入することが多かったですが、ごまめや伊達巻は母が作ってました。お雑煮とか作り方を毎年聞こう聞こうと後のばししていたのが悔やまれます。
今年は煮豚だけ作り黒豆と魚卵煮と筑前煮を買って、小ちゃいお重に詰めました。
元夫からのメールで
私が母のためにセーブしていたこと、これからは自分第一でしてくださいと、ありました。
もちろん、これからはそうしようと思っています。
31日にお墓参りに行っても
2日に街へ行っても
3日に温泉に行っても
1人なんだなあという想いで涙が出てきます。お正月から家族内での殺人や火事に心が痛みます。
まだまだ心がむき出しのままで、かさぶたを作ってぶさいくながらも再生しないといけないですね。
早く誰かを見つけます。(そこかい)