毒

もし、人を殺めるのであれば、ツララだと。

いつかどこかでそういうオモイになったとき、ツララだと。

ツララしか考えられない。

ツララしか考えていない。

なぜなら証拠が残らないから。

で、冬しか実行できないけれど。

春に殺意を抱くとも

冬まで気持ちを持続せねばいけない。

殺人とはそういうことだろう。

昔、友達が

足下に小さな白い花を

咲かせる、

揺れる、

スズランに毒があると

教えてくれた。

あの毒のあるスズランを庭中に植えていたのだと。

私の家にも少しスズランは、あったけれども、うちのコたちは

そんな、毒を持ってますなんておくびにも出していませんでしたよ。

って思ってた。

でも、それ以来、スズラン＝毒 は私の中で刷り込まれてしまった。

綺麗な花には毒があるとはまた違うんだな、これ。

そんな簡単じゃない何か。

急に思い出してスズラン、毒ってググってみた。

花瓶に入れた水を誤飲した子供が死に至る都市伝説(かもしれない)話がたくさん出てきた。でも、トリカブトのように歴史的に出てこないので、そこまでの致死量はないのだろう。

精神状態は、安定してます。笑

最近、店先でスズランを見て、毒を思い出し

つららをふと思い出したのです。

自分の言動には気をつけた方がいいです。

殺されかねない現代。

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