ヴィヨンの妻

有給消化最後の日、

だれの妻でもありませんが、ヴィヨンの妻を観てきました。

映画を観るのは久しぶりです。

レディースデーの本日am10:20の回は 

誰かの妻、50代が多かったです。

戦後すぐのお話で

松たか子は、大正生まれの女性になります。

小説家の夫 浅野忠信は死にたい死にたいといい 太宰自身なのでは?と思ってしまいまた。

松たか子は、だめだめな夫を包み込むような優しさ。

とても大きくて美しく思いました。

そして賢い。

賢い いい女であること。

私個人的には この映画で共感したり得たものというのはないですが

とにかく松たか子の潔い美しさに目をうばわれる映画でした。

出演者は少ないし たぶん小説もそんなに分厚いものではないと思いますが

さらりとしたもののなかに小さなことが丁寧に描かれた映画だと思います。

松たか子の乱れた髪の毛1本に。

浅野忠信さくらんぼの種をとばす口元に。

妻夫木くんの眠れない黒目がちな大きな目に。

どうでもいい 私の頭の中の話ですが 前々から想っていることのひとつに 

私の中でキムタクの妻は 松たか子なんです。

しっくりくるんです。

三浦友和山口百恵が結婚した時みたいに(いや そのときはまだ子供だったけど) あぁやっぱりな。

みたいな。

そのくらい 2人はしっくりと私の中で夫婦になるのです。

だからね 工藤静香って聞いたときは えええええ!!!なんでよりによって。と思いましたね。

一番遠い キムタクとは無縁だ。といっていい人でしたから。

前に付き合っていた カオリンとかでしたっけ。その人でもいいんです。

だれでもいいんです。(別に私はキムタクのファンではありません)

でも 工藤静香じゃないんです。

何年も経っていますけど 子供も2人いますけど 2人とも結婚してますけど。

今でもまだ 諦めてないって言うか、そんなところがあります。

松たか子でしょって。

勝手に。

勝手な妄想ですけどね。

今日の松たか子を観てキムタクの逃した魚は大きいと思ってしまいました。 

空気人形と迷ったことは確か。両方見ようかとも思ったり。

でも 関心空間のみなさんの感想を見ても みなさんかなり参っていらっしゃる

ちょっと疲れてしまうのではと思いこちらに。