ロールキャベツ
ロールキャベツを作った。
なんだか昔から男にこびているような料理と思っていたので一度も作ったことなかった。
肉じゃがよりも、もっと。
肉を隠しているけど 結構肉肉しい一品だと思う。
そういうとこも含めて したたかで 小憎らしい。
白いエプロンをして 両方から髪の毛がくりんとなった女が ミトンをしてお鍋をテーブルに持ってくる感じ
分かるかな。声はかなりすっとんきょうで。
私が帰るタイミングと合わせて実家に”大地を守る会のお試し野菜セット”だかを届くようにしてあって
大きなキャベツや土のついたにんじんやじゃがいもが届いた。
母がロールキャベツは?と(自分もほとんど作ったことないくせに思いつきで)言うので、
ハンバーグを作る要領でにんじんもみじん切りにして加え適当にブイヨン味で作ってみたら美味しかった。
木曜日に福島のおでん"花くじら”で ロールキャベツにチーズが入ったものを食べていたので
真似して挽肉にチーズをまぜたりして。とろりとよかった。
食べながら自分が男で女子にロールキャベツ作られたら嫌だな、と思った。
でもおいしかったから 私は私のためにまた、作ろうと思った。