9:39 pm
『つめが ぴかぴか。どうしたん?』
『磨いてん』
『なんで?』
『学校で百人一首の大会があるやん。そのときにツメがピカって光ったら素敵やん』
私が小学生の時に話したことらしい。
当人すっかり忘れているし 今じゃツメを磨くどころかマニキュアも塗らない人なのに。
(ネイルともまだ言えないひと)
金曜日 いとこと会う。しかもこんな年になって初めて2人で飲みに行く。
もう中学3年生のこどもがいる私の1つ下のいとこ。
小さいころから会うたびに私は彼女に何かはっとさせることを言っていたらしい。
きっとマンガとかTVのウケウリをお姉さんぶって言っていただけだと思うけどー。
つめがぴかぴかの話は特に衝撃的だったらしく(昭和50年代小学生には 笑)
30年近く経った今でも覚えていて(笑)話してくれた。
こっぱずかしい。
でも姉妹とも友達とも違う私の存在を尊重してくれているような気がして嬉しかったな。