お風呂に行こうよ
友達から誘い
お茶しようよ
私から返信
お風呂でもいいで
彼女と私の実家とも中学時代を過ごした隣の区に引っ越し今も近所で。
年季の入ったジムニーはとても彼女らしくてよく働く。
まだまだ田畑の残る風景を車で走り”田園”という名の
レジでみかんや米を売ってる喫茶食堂でしゃべり(あ、いちおう神戸市です)
同級生の建てた家をこっそり見に行く案をにやりと思いつく悪趣味野郎。
みな友達は何度も訪れているけど私達2人だけまだ行けてないのだー（主婦じゃないから）
２人とも昨日その彼女に年賀状を書いたので住所はなんとなく覚えていたものを出し合って
たぶんこのあたりだろうと予測し1本の狭い道を進む。（カーナビなし あっても記載きっとなし)
何かに導かれるよう何かにとりつかれた様に。
あった グランドキャニオン。ジムニーが似合うぞ。
まだまだ衰えてない土地感に喜ぶ。
グランドキャニオンの麓の家の表札は間違いなく!
伏せろ。誰かが窓拭きしてる・・・。元々会うつもりはなく年末の空き巣狙い如く帰った。
表通りから1キロはあるんじゃないか?
その一番奥が彼女のいえ。（後ろグランドキャニオン）
なぜこんな不便なところになどと少し悪態をついて
29日と31日は大掃除をしたらだめだそう。昨日和風総本家で言ってた。
だから体の大掃除は今日で良かったのだ。
彼女の数々の武勇伝を聞き 私も強くならなくてはとなんども思った。
露天風呂からその時間ピンク色に点灯した明石海峡大橋はすばらしくて
淡路島のキラキラも望める。
私と約束した後に 2人からお風呂に行こうと誘われたらしい。
ある意味、彼女はお風呂。でもあるのだ。そんなあったかさ。
お互いに 来年はいい年に。
