ごめんね ブロッコリー

想像で 何度もお鍋にブロッコリーを投入した。

カニとのあんかけ

シンプルにマヨネーズ

鶏肉とたまねぎとグラタン

トマトソースにまぎれこむ姿

焼き色がついてしなりとへたれた姿

茎はきんぴらにしてみるかと エコづいて炒める私の手と菜ばしとか

ブロッコリーが気になっているのに

『まだまだ あなたは強い子』ですと梅田から家に暗示を送信。

弱い心に負けて三番街の

インデアンカレーに座る午後7時。

おおげさだけど そこらへんは優等生だからもやもやする。

ブロッコリーに悪いことをしていることに。

今日もご飯を炊けなかったことに。

胃袋の欲求に負けてしまった私のはらへり人生に。

久しぶりに食べたインデアンカレー

ちっちゃ。

・・・。

値上げをしていない分、小さくなった感。

鼻の下を伸ばして横目で隣の人と比べてみたり。

私は普通にたべられます。という顔をしてすまして食べます。

辛いとか 暑いとか 汗かきました 水下さい的な顔はしません。

かっこいいな 私(笑)

とうとうここまできた。という富士山八合目。

もくもくと もくもくと。

やっぱり美味しいな。

ブロッコリーの友人ウインナーを見つけて冷蔵庫にあるベーコンにやきもちを焼かせ

明日はお弁当を作るぞとか 桜海老まで買う。

ホワイトソースまでかごに入れる。

全部あらゆるいわゆるブロッコリーのために。

朝起きるとまたしても寝坊でお弁当なんて作れない。

コエンザイムが効いてない。飲んでいないふりをして倍飲もうか。

いいか いいのか いいよね きっと。

ブロッコリーをちら見して冷蔵庫を閉めた。