2:38 pm

朝起きたら曇りだった。

家を出たら豪雨だった(雷つき)。

3歩 歩いてこんなときこそ長靴と思ったけど飲み込んで歩いた。

駅までの道の1/3歩いたところで 雨宿りした。

朝から この余裕。

どうだ。

止むのでは?と少しばかり賭けてみた。

止むでしょ?に変わり不安になりつっ立ってると 駆け寄ってくるシーズを抱いたおばさん。

『駅まで?タクシーを呼んでいるので一緒にどうぞ。お金のことはいいですから』

いえ、そんな・・・と遠慮したが タクシーが来たら高校生の娘と乗り込んでた。(乗ったんかぃ)

私の心はこの高校生の娘と同じぐらいだけど(嘘) 

みてくれは立派なおばさんなのでちゃんとお金も払った。

お母さんによろしく言っておいてくださいね。と言って降りた。

多分何度か見たことある、シーズを抱いたおばさん。

今度会ったらお礼を言おう。

おばさんって 考えたら私とあまり年齢は変わらないかも・・・。

あぁ おばさん。

自分のことばかりで なかなか人のことまでまわらないこの世の中。

正直ありがたかった。

あなたのひとことで たくさんの雨から救われました。

多分駅まで歩いてたら みんなが避けるほど濡れネズミでした。

事実、駅にも 次の駅にも ネズミがいっぱいだったし。

私も自分のことばかりじゃなくて

ちゃんとそういう声がかけられるようになりたい、と思ったどしゃぶりの朝。