22年

年末に中学時代の友達と4人で会うことになった。

4人の内訳は 

2人は校区で国立大学入学率が高い優等生な高校へ

私ともう1人は そこそこ普通人。(多分)

こんなにも違う4人がなぜ 仲良しだったのか。

それは、

中学2年の出席番号が4人並んでいたから。

マ○○

マユ○

ミナミ

モ○

私たちは 3年になってばらばらのクラスでもずっと交換日記を続けていた。

特にマユ○の通知簿は見せてもらったことがあったが 体育(4)を除いてすべて5だった。多分そうだろうと思って見たけど (← 見る前から分かってしまうとこがすごい)

彼女こそ努力の天才ではなく、もともとそういう力のあった天才なのだ。

字はきれいだし、絵はうまいし、テニスも上手だし、作文もうまい。

出来ないことがない。何でも出来る。

5という数字がこんなにも力をもっていて そろってこっちを向いて

私を威圧したなんてのは 人の通知簿を見て知ったことだ。

格差社会ってのは もうこのときから始まってるんだんぁと思ってしまったり。

テストの時は席が前だと言うこともあり 何度カンニングしたか、いやカンニングしたかったか。

ブログを見たり、街で偶然会ったり近況はなんとなく知ってはいるものの、4人で会うのは初めて

中学を卒業して初めて。22年も経つのよ。赤ちゃんが成人しちゃったわ。

いくいくー。とほいほい返事をしちゃったけど

平等にあったこの22年。遠回りし無駄に過ごした人生No1は 私だろうなぁと。

そう思ったら なんだか急に重くなった。

会ってしゃべったら忘れちゃうんだろうけど、祭りの後下を向いて一人帰る姿など。