7:57 pm

おばあちゃんも、おじいちゃんも 眼科には通ってなかったと思うの。

と母が言いました。

先週 母の白内障の手術の説明会というのがあって ご家族の皆さんと一緒にということで聞いてきました。

目は当たり前に 目であり、目玉であり。

目の構造は 網膜だとか角膜だとか名前や言葉は知っていてもイマイチ構造やら働きが分かりませんでした。説明と気持ち悪いビデオを見せられて なんとなく分かったような。

年を取ると万国共通 程度はどうあれパターンはどうあれ 水晶体(レンズの役割)が白く濁り白内障になり

画像がぼやけて見えてしまうそうです。(他に先天性や糖尿病の合併症もありますが)

水晶体というのは目の裏側にあって たんぱく質で白くなったそれを取り除く。

昔は水晶体自体を目から出していたようです。今は歯石掃除のように砕くらしいです。

なので切開部分が小さくて済む。だから日帰り手術というのが可能になりました。

その部分に樹脂などのレンズを新たに入れると このレンズは人工的なものなので半永久的に使うことが出来て

白く濁ることはありません。あとはメガネで調節するそうです。

まぁ すぐにどうのこうのというわけではありませんが、やっておいた方がいいのでは?ということでした。

母より少し年下かなぁという感じの男性も一緒に受けていましたが(付き添いは妻) 

この眼科では週1回の手術の日は多くて4名の白内障手術が入っているようで最高年齢は95歳だったもよう。

それだけポピュラーで しかも30分で終わるという、モニターで手術内容も見せてくれるらしい。

(が、何度も言いますが ビデオは背筋がうずうずとするくらい、体がくねくねとするくらい気持ちが悪いものでした)

母が言うように祖母も祖父も母と同じ年齢ぐらい時代に白内障手術がどうのと言う話は

あまりなかったようです。昔は もう、見えにくくなってもそのまま。もう年なんだから。そうだったようです。

でも今は70歳で手術してもあと20年も30年も目を使う時代。

どうせなら早いうちにしたほうが いいじゃない。そういう風潮になっているようです。

”老いる” 姿も昔とは変わってきていて、

長生きするためにではなく

長生きするから元気なうちにメンテナンスをしないといけない。

恐い思いもしないといけない。(痛くはないそうです・・・)

私達の時代にはどうなっているのか。そんなことを

少し考えてしまいました。