8:44 am
古いマンションの一室で
太った男が奏でる
二胡と笛子を一緒に聴いて
オレンジ色の店の大きな魚(※)を食べて
汗をいかいて坂をのぼり
食パンを購入。
お茶をのんで お茶をのんで お茶をのんで
時間を忘れたくさんはなし
部屋を探検して
感嘆とため息と『うらやましい』を連発し
私達しか客のいないインド料理屋にもぐり汗をかく。
突然の雨にびっくりしながらも
彼女はインド人に傘を貸してくれと英語で話し
私は なんて頼もしい と口をぽかんとあけて見とれ
貸してくれないと分かると
冷静に100円ショップでおそろいの白い粉のついたビニール傘を買い
駅前のバターコーヒーを飲む。
お客が入るたびにコーヒーの香りにうっとりとするので
自分のカップが空だということに
気付くのは遅い。
年に数回限られた時間で1日5食も楽しかったけど
こんなふうにまた一緒に過ごせることに感謝。
(※)これだけじゃ何か分からないけど
マグロのカマのオーブン焼き(1人前)
血合い肉が好きだし(!)
ゼラチンもたっぷりで美味しかった。