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登場人物をおさらいしておきましょう

彼:私の好きな人。四十路のいたすぎる片思い。本社社員。サイエンティスト

ナナ:木の実ナナに似ていて明るく元気誰にでも好かれる本社社員

いつも彼と仕事のパートナーで日本全国飛び回ってる

義夫:営業成績NO1。私と同じ職場。妻を亡くした悲しい過去を持つ。

ナナとは出身地、出身大学・学部が同じ

元パティシエ(元P):私と同じ仕事している最近入社女子。本社、派遣社員

29歳に見えるけど37歳(笑)

面白いというか やっぱりね、っていうか

東京で私と同じ仕事をしている彼女元P、

名古屋の仕事で義夫 といい写真を撮られていた彼女、

実は義夫のことが気になって仕方ないって私に言うてきた

無防備すぎないか?

私に言うの。

そんなこと聞く前に知ってるもんね―

あなた、わかりすぎるんだもの

はじめて顔見たときから何か感じるもんがあったっていうやん。

ほほう。 あのビビビとか来たとかそういうの?

まあ義夫の過去が過去だけに、もう恋愛なんてしないかんじだからねぇ。

と言っても長い時間がかかっても頑張る。らしい。なんとかしたいらしい。

彼女とこの一連の話をリンクでチャットしていたとき

義夫から携帯にメールが入り、明日焼肉行かへん?とあり

これを彼女に言ったものかどうか

悩んだけど言えなかった。

私はずるいおとな。

焼肉と言っても、世間で言われているような意味はありません。

義夫は本能のまま食べたかっただけなんです。

来週私の好きな彼が大阪に出張なので義夫と3人で飲む予定だけど

仕事のアポイントの時間が遅くて微妙なので

私が来られないと思って

義夫が気を遣ってくれての焼肉だったんだけど…

微妙よ(笑)

元Pはチャットでもため息をついて、(義夫に)会いたいと言うのだけど、私と交替したらお互いにいい具合になる。

私が好きな人については何も言ってない。

私はずるいおとな。

ナナの立場だと気軽にしゃべられるのにね。と言うと、彼女も同意。

彼女突っ走ってしまいそうで ちょっとこわいな。