10:11 pm
登場人物をおさらいしておきましょう
彼:私の好きな人。四十路のいたすぎる片思い。本社社員。サイエンティスト
ナナ:木の実ナナに似ていて明るく元気誰にでも好かれる本社社員
いつも彼と仕事のパートナーで日本全国飛び回ってる
義夫:営業成績NO1。私と同じ職場。妻を亡くした悲しい過去を持つ。
ナナとは出身地、出身大学・学部が同じ
元パティシエ(元P):私と同じ仕事している最近入社女子。本社、派遣社員
29歳に見えるけど37歳(笑)
面白いというか やっぱりね、っていうか
東京で私と同じ仕事をしている彼女元P、
名古屋の仕事で義夫 といい写真を撮られていた彼女、
実は義夫のことが気になって仕方ないって私に言うてきた
無防備すぎないか?
私に言うの。
そんなこと聞く前に知ってるもんね―
あなた、わかりすぎるんだもの
はじめて顔見たときから何か感じるもんがあったっていうやん。
ほほう。 あのビビビとか来たとかそういうの?
まあ義夫の過去が過去だけに、もう恋愛なんてしないかんじだからねぇ。
と言っても長い時間がかかっても頑張る。らしい。なんとかしたいらしい。
彼女とこの一連の話をリンクでチャットしていたとき
義夫から携帯にメールが入り、明日焼肉行かへん?とあり
これを彼女に言ったものかどうか
悩んだけど言えなかった。
私はずるいおとな。
焼肉と言っても、世間で言われているような意味はありません。
義夫は本能のまま食べたかっただけなんです。
来週私の好きな彼が大阪に出張なので義夫と3人で飲む予定だけど
仕事のアポイントの時間が遅くて微妙なので
私が来られないと思って
義夫が気を遣ってくれての焼肉だったんだけど…
微妙よ(笑)
元Pはチャットでもため息をついて、(義夫に)会いたいと言うのだけど、私と交替したらお互いにいい具合になる。
私が好きな人については何も言ってない。
私はずるいおとな。
ナナの立場だと気軽にしゃべられるのにね。と言うと、彼女も同意。
彼女突っ走ってしまいそうで ちょっとこわいな。