季節はずれの、雪の宿

今日の木曜モックンは 『雪の宿』98円

よく見ると 雪の宿 サラダ味

子供のころサラダ味を崇拝していた私は、サクサクやプリッツが大好きで

サラダ味はサラダ油のことと聞いて より一層好きになったぐらい。

でもこの『雪の宿』は嫌いだった。

甘いのか塩辛いのか はっきりせい。と思ってた。

でもサラダ味が好きだから、塩辛い片面だけ食べた。

食べにくかった。

この白いの甘い砂糖のかたまりがとにかく嫌いで、

塩辛いところを食べていて、ちょっとでも甘いところを食べてしまうと 

うぇーと思った。

これがついてるドーナツやアップルパイも嫌いだった。

なんでこんな甘ったるいんや。

必要以上に甘い。

今日は朝から事務所はお通夜状態。

午後から彼女は半休で帰ったけど、

密室、無言、2人きりの4時間15分、疲れた。

機嫌のいい日はぺらぺらとしゃべるくせに 

反対の日はお通夜。

しゃべってくれるなオーラで身を固める彼女。

お通夜の日は朝、扉を空けた瞬間から分かる。

そんな日は従う。

そんな日はそうする。

意思を持たない。

私も持たない。

聞きたいことがあるけれど、聞くこともためらわれ

これは 明日になるし明後日にもなる。

ひたすら彼女が帰るのを待った。

いま

呆けて

魂ぬけて

雪の宿を食べています。

30年ぶりぐらい?

あれだけ嫌だった白いとこ。

何も思わない。

ともかく美味しくて さっきKWで見た『みかこさん』読みながら

1袋食べてしまった・・・。

いいねぇ この漫画。

ふわふわしてて。

雪の宿が美味しいと思えたのは

甘いも辛いも分かる年齢になったからでしょう。

両方が混ざった味が分かったのでしょう。

きっと。

季節はずれの、雪の宿の画像