バターが美味しい

小さい頃からバターやマーガリンをパンに塗るのが好きじゃなくって

それは、母が焼けたパンに冷蔵庫から出したばかりのカチカチの固体を塗る、

そうすると一部パンの表面に接したところが仕方なく融け始めるが

あとの忘れられたように残ったバターは固くて冷たくて 油脂そのままを食べているようで好きじゃなかった。

あとパンの茶色い粉とバターでぐしゃぐしゃになったバターナイフを見るのも嫌だった。私は神経質な子供だった。

早い段階で 私は何も塗らずにパンを食べる子になった。当然だわ。

ジャムさえも嫌になった。(今は大丈夫)

そして家でも神戸屋でもフランス料理屋でもパンにバターを塗らない人に。

先日友達とサンドイッチにはバターかマヨか両方かって議論したけど

私はバターは拒否 マヨのみ派。

そして家を出てからパンが冷たいうちにバターを塗ることを知った。

そしてオーブントースターで焼く。

とろとろに融けてパンに染み込み そこだけ柔らかくて 

普通のパンが ”バターが似合う美味しいパン”に変身する。

ちびくろさんぼの虎がバターになる話、パンを食べながらあのバターを想像する。

とけたバター。やはり  バターはとけなければいけない。

家人などは その上に砂糖をパラパラとふり とてつもなく甘いものを食べている。

バターナイフのトラウマがあり 私はチューブのバターを使っていた。

最近はお味噌もチューブだけど、この素晴らしいものを開発した人に特別ボーナスが出たのかどうか気になる。

先日チューブのバターが切れて ふらふらとバター売り場を物色中、切り売りバターを見つけた。少量だったのと とても白くてきれいだったのにひかれた。

と・て・も・お・い・し・い。

少々生臭いところが・・・。

いやぁとりこになりました。バターの。

白いバターって味が違うのね。(今さら気が付く人)

土曜に神戸に行ったので このバターをより美味しくする為

イスズベーカリーの山食まで買ってくるわたし。

そしてこの年代になってバターを好む・・・デブ一直線・・・。