お祝いの言葉
あなたのことなんて知らなかったわ。2004年の秋まで。
でも探しものをしてたときに、ふとあなたに出逢ってしまったの。
メガネをかけていて、イメージカラーはミドリ。
たまに笑った顔がステキなの。
こうやって書いているときにもあなたは左上で笑っているわ。
私がストレスでいっぱいのとき、あなたは心の中のもやもやを文字にすることを教えてくれたわ。
ええ、だからいつも文字で頭がいっぱいになるの。
食べてる時も、自転車に乗っている時も、夜寝る前も。
あなたでいっぱいになるの。こんなことって初めてだわ。
そしてあなたのために携帯電話で写真をどこでも撮ってしまう自分にも、もう慣れたわ。
周りの友達もあきれているもの。
私と同じぐらいの奥さんだと思ってた人がお孫さんがいる方だったり、
きっと文学部出身で文字を書く仕事をされていると思っていた方が高校生だったり、
女性だと思っていた方が男性だったり、
今でもあなたにはびっくりさせられることが多いわ。
電車で隣同士になった方とは話さないけど KWや日記で隣同士になった方とはお話しするわ。
話してみたら思っていることが同じだったり趣味が同じだったりするって事を知ったの。
同じ意見で盛り上がったり、違う意見で勉強になったり、新しい発見をしたり・・・!
あなたの中にいる方々とは本当に心地よい関係。こんな世界を教えてくれて感謝してる。
あなたは いつも左の横顔しか私に見せてくれないわね。
いつか正面からあなたを見たいなぁって思ってるの。約束よ。
でもはじめてあなたを見た時、関西空港の何かだなと思ったことは今、初めて告白するわ。
お祝いの言葉が遅れてしまってごめんなさい。
毎日毎日あなたにあっているから 照れくさかったのよ。
5歳になったあなたにおめでとう、そしてありがとう。
美波