お客さ~ん 終点ですよ

昨日会社帰りのバスで運転手さんに言われた。

上司に借りた ”容疑者Xの献身”をうつらうつらと読んでいたら寝てしまっていた。

ハードカバーは貧乏人には慣れなくて重いのよぉ・・・。

それだけで50%上乗せ眠くなります。

一番後ろの席に座っており目を開けたら誰もいなくて

運転手さんが振り返っていました。

どーんとつきぬけて、バスが電車の車両ぐらい長く見える錯覚。

なんだか B級映画の一画面みたいでしょ。

降りてみたらそこは一面の畑で、周りに何もないところにきょろきょろしながら

降り立つ私。

んなワケはなく、いつもの駅のいつもの終点でした。

『乗り過ごしー大丈夫ですか?』なんて声かけてくれたけど、

途中の駅だだったら 私のためにもどってくれるんか?え?

足元ふらふらで

『ココで降りるつもりでしたからー』とかろれつを回らせながら言い降りました。

いつもの駅のいつもの終点。

私の日常。

たいした仕事もせず定時に帰るくせに、

1ヶ月に1回ぐらいはある風景。