阿修羅のごとく

阿修羅のごとく』にハマってしまった。

当時私は9歳(1979年)

そりゃ見てないわ。

32年前のドラマなのに色褪せない。

(いや、32年も前に私はこの世にいたことも驚愕・・最近よく思う)

面白い。

面白いドラマだと思う。

人が思っていること。

人が秘密にしていること。

そんな自分も好きなこと。

日曜日の昼間にアーカイブスでやっていたので深夜にやっていた2話と最終話も録画。

母にも面白いよとリビングに行ったら母も見ていたらから親子だなぁと思った次第。

ちょうど1話の文楽の場面だった。

4姉妹とその父母を中心とした話。

姉妹は昔はひとつのサヤに一緒に入っていたが はじけて飛んでしまうともう・・・

私には兄妹がいないからよくわからないけど

秘密にしたいこと、嫉妬、血が繋がっているからこそのいろいろがあるよう。

音楽はトルコのもので、一度聴いたら離れない。

不協和音のようだけど しっくりくるような。

歪んでるのに すとんと耳に入ってくるような。

軍楽隊が演奏しているものらしいけど

そんなことは知らなくても 私の中では既に小人の兵隊が行進してた。

4姉妹を 昔のキャストと2003年の映画のキャストを並べてみた。

なんか わかるなぁ・・・。

長女:加藤治子大竹しのぶ

次女:八千草薫黒木瞳

三女:いしだあゆみ深津絵里

四女:風吹ジュン深田恭子

あ、演出は 和田勉 

黒電話が懐かしかったり・・・

加藤治子八千草薫ってどのくらい年齢差があるかしらべてみたら

1922年生まれ88歳と1931年生まれ80歳だった。

この年令の8歳ってまた逆に大きいのかもしれないけど

八千草薫って お肌が本当にきれい。

皇潤飲んでるからやわ。って母と話す。

もうすぐ胡桃の部屋が始まるけれど どうかしら。

家族の話。

こちらも秘密がたくさん出てきそう。

ようやく私も 向田邦子女史の話がちょっとわかるような年齢になってきた

ように思うし 

生きていたら80代

もっともっとすばらしい作品があったに違いない。

人の心の中の奥深く・・・。

見てみたかった(読んでみたかった)と思う

阿修羅のごとく

阿修羅とは

音楽:トルコの軍楽「ジェッディン・デデン」

阿修羅のごとくの画像