ホルモー

『ル』 を抜かしたら ホモになってしまう・・・。

ちなみに ぢ のことは ヘモといいます・・・。

なのでこの題名には 少なからず抵抗のあった私。

なんなのよ。何のことなのよ。 と。

近所の本屋さんではまたしても見つけることができず

ホルモーとどうしても私のプライドが言えず、

作者の名前も 万城目学(まん・しろ・め・がく)と

漢字しか覚えていなかった。だから紙を下さいと言い書いたぐらい。

結局なかったしー。

自ら主人公と錯覚し心臓を鷲摑みされる恋愛小説も好きですが

おつむが悪いため最後まで全くわからない推理小説も好きですが

もしかして本当の話なのかもとちらっと思ってしまうような

身近な不思議な話は 一番好きなのかもしれません。

とにかく京都で大学生活おくった人には懐かしく

地名や神社やその交差点、地図や風景が浮かぶのではないかと思います。

舞台は京都で大学(5つの大学が実名で出てきます)のサークルの話ですから。

私にいたっては、京阪三条駅の屋根が分かっただけで大喜びです(笑)

著者は京大出身で京都での4年間が仲間達と楽しいものだったのだな、と思わずにはいられません。

そしてうまい具合に本当の歴史と合致したりするところが私にはたまらないのです。

鴨川ホルモー』 の続編 『ホルモー六景』は 

前編で脇役だった人たちが出てくるお話で『鴨川・・・』でほとんど出てこなかった恋話 

が中心となって 『鴨川・・・』でのあのとき、このときの いろんなことが噛み合ってきます。

そしてまた 『鴨川・・・』を読み返したくなります。これは罠ですな。

『鹿男・・・』に出てくる 伏見稲荷ちかくの料亭『狐のは』が出てきます。

あの『狐のは』じゃないの!とこれまた にくいなぁと思うのであります。

今週はホルモー週間でありました・・・。

ホルモーの画像